抽選で当たらないと入場できない『Fashion Cantata from KYOTO』
がいよいよ近づいてきた。
まさかの当選。
またま見たことのない知らない世界。
何となく応募した。
なんだか感慨深いものがあります。
高校3年の時、伝統文化の世界で働きたいと思い、京都西陣のとある染色会社の面接を受けました。
仮内定をいただき、住む予定だった社宅(町家)の部屋も案内してもらった。
いよいよ春から…と思っていた冬の終わりに、内定が取り消しになった。
詳しい理由は今もわからない。
でも社長、専務にすごく謝られた。
途方に暮れた。
結局はすべてはご縁だから、内定取り消しもちゃんと意味があるんだろう。
そう思えるようになったのは随分先で、当時はどうしたら良いのかよくわからなかった。
あれからもう30年近く経つ。
Fashion Cantata from KYOTOは1992年にはじまり今年で30回目。
そしてこのファッションショーは、西陣をはじめ京都の絹織物、染色など和装に携わる人々によって開催されている。
何か不思議な縁を感じる。
何か意味があって当選したように感じる。
まだ見ぬ新しい世界。
五感で感じよう。