18歳の自分をつれて

いよいよ大学生活がはじまる。

まさか45歳になって大学に入りなおすとは思ってもみなかった。

昨年末、とあることがきっかけで自分の心の奥底にあった「扉」が開かれた。

扉が開かれたものの、これは進んで良い道なのか、はじめは半信半疑でした。

けど、今しかない。そう思った。

大学生活といっても、もちろん働きながらだ。

食べていかなくてはいかない。

だからほとんど自宅と工房で課題をこなし、月に3~4日ほど京都のキャンパスに通学することになる。

学費は比較的安いといえども、あれこれお金はかかる。

でも、いろんなことを我慢してでも、やろうと思う。

必要書類を集め、入学願書を提出し、しばらくして学生証が届いた。

学生証を手に取った瞬間、自分の中に18歳の頃の自分がいることに気づいた。

京都の芸大に行きたかった18歳の自分。

京都に住みたかった18歳の自分。

叶えることができなかった18歳の自分。

言い訳ばかりして決意を固めることができなかった18歳の自分。

その後悔がずっとあったんだと思う。

大学に行くと決めた途端、とても良い風が吹きだした。

とても良い流れ。

京都という特殊な場所ならではの学びを、18歳の自分と一緒にフルスイングでやってやろうと思います^ ^

すべては糧になる(^^)